本展示では約350点の手足形等の奉納品から、三方石観世音の御手足形の歴史について紹介し、地域内外に深く根付いていたその民間信仰を取り上げます。
【主な展示資料】 三方石観世音に奉納された手形・足形・人形・乳形・男根形等の造形
【主催】若狭三方縄文博物館
【協力】大悲山 三方石世観音 若狭町三方区 武蔵野美術大学 福井県里山里海湖研究所 福井県教育委員会
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平成30年度 第3回 若狭町歴史環境講座
◎福井県年縞博物館オープニング連動企画
テーマ シンポジウム 三方五湖の古環境と古代人のくらしを考える
講 師 中川 毅 氏(立命館大学古気候学研究センター長)
北川 淳子 氏(福井県年縞博物館学芸員)
小島 秀彰 氏(若狭三方縄文博物館学芸員)
内 容 基調講演 「地質学と考古学のコラボレーション」(中川氏)
報 告1 「三方五湖エリアの弥生時代の古環境復元」(北川氏)
報 告2 「三方五湖エリアの弥生時代の考古学的情報」(小島氏) 鼎 談 「三方五湖の古環境と古代人のくらし」
古気候の復元が現代的な気象の問題や将来の気候予測にも関連していること(中川氏)、弥生時代の三方五湖周辺は、縄文時代の「森」の環境が受け継がれていたこと(北川氏)、三方五湖周辺の弥生時代の開始は早かったようだが、生業としてすぐに稲作中心になったのではなかったこと(小島氏)などが紹介されました。鼎談では、会場の参加者の質問用紙をもとに、上記3名による議論が交わされました。
主 催 若狭町・若狭町歴史環境講座企画運営委員会
共 催 福井県
協 力 立命館大学古気候学研究センター
と き 平成30年10月7日(日)13:30〜16:00
ところ 若狭三方縄文博物館 シアター
「縄文時代の土器・土偶」
今回の講師の井出浩正氏は、縄文時代中期の社会組織と地域間交流の解明を主な研究テーマとされています。講座では、平成30年7月3日から9月2日までを会期として開催予定の東京国立博物館特別展「縄文−1万年の美の鼓動」に出展される縄文時代の土器・土偶を中心に、縄文造形の美の背景についてお話しいただきました。鳥浜貝塚出土「ベンガラ塗土器」についてもご紹介いただきました。
主 催:若狭町、若狭町歴史環境講座企画運営委員会
講 師:井出浩正氏 (東京国立博物館 主任研究員)
と き:平成30年7月22日(日) 13:30〜15:00
ところ:若狭三方縄文博物館 シアター