三方石観世音

更新日:2022年03月31日

木でできた瓦屋根の本堂の真ん中に赤の大きい提灯とその両脇に白い提灯がありお賽銭に来た人たちが並んでいる三方石観世音の写真

三方石観世音

内容

周りの木々が紅葉してきており赤の柵が設置されている緩やかな坂道の参道の写真

観音川の清流に沿った静かな参道をしばらく歩くと、三方石観世音にたどり着きます。

高い木々が並び赤い灯籠や赤いのぼりが複数立ち並んでいる写真

この辺りには山の気配が漂い、夏は新緑、秋は紅葉が美しいことで知られています。

手前に背の高い杉が並び真ん中に赤の大きい提灯とその両脇に白い提灯がある木でできた瓦屋根の本堂の写真

杉木立に囲まれるように建っている本堂に安置されているのが、本尊の片手観音像。

提灯のようなものが複数吊り下げられ真ん中に賽銭箱のような木の箱が設置されている写真

この地に巡っておられた弘法大使が、一夜にして大きな花崗岩に刻んだものとつたえられていますその際、右手だけを刻み残して去ったともいわれています。

手前に桃色の桜のような木があり奥に瓦屋根で白い提灯のようなものが3点吊り下げられている木造の堂の写真

昔からこの観音様には手足の不自由な人々の信仰が厚く、御手足堂には全快のお礼にと観音の功徳に感謝して奉納した木製の手足や松葉杖、ギプスなどが山のように積まれています。
これらは観音様の功徳を信じた人々が借りて持ち帰り、患ったところに手足形を擦っていると不思議と病が回復すると、広く信じられています。現存する手足形の総数は、約6万点とされています。

観音霊水

石積みの壁のようなものの上に小屋のようなものが建っており手前に観音霊水と書かれた石碑が建っている写真

本堂からしばらく山手にはいると冷たくておいしい山の水が流れ出ています。

この記事に関するお問い合わせ先

歴史文化課
電話番号 0770-45-2270

メールフォームからのお問い合わせ