佐久間記念交流会館

更新日:2024年01月26日

第六潜水艇殉難と佐久間精神の継承

明治43年(1910)4月15日、佐久間艇長は国産初の第六潜水艇にて13名の部下とともに山口県の新湊沖において半潜航訓練中不測の事故により沈没、二度と浮上することはありませんでした。

艇の中で、艇長以下14名の艇員がそれぞれの部署において最後まで力を尽くし職分を全うした姿のまま引き上げられました。

また、潜望鏡より入る微かな光の中で小さな手帳に書かれた、佐久間艇長の遺書が上着のポケットから見つかりました。

これらのことが報道されるや、国内はもとより諸外国の人達に大きな感動と深い感銘を与えるところとなりました。

父母を敬い、師の恩を忘れず、息を引き取る間際においてもなお部下の家族のことを思いやる優しい人がら、人間としてのあり方、生き方を学び、ここに遺品等を保管展示し、人間佐久間勉の精神を後世に継承していきたいと願っています。

佐久間記念交流会館

若狭町北前川61−2 電話 0770−45−1780

開館時間/AM9:00〜PM5:00(入館PM4:00まで)

休館日/毎週月曜日・毎月第3日曜日、年末年始

入館料/無料