天満社例祭神事[県指定]

更新日:2022年03月31日

天満社例祭神事の様子を撮影した写真。剣を持った人とお面を被った人が写っている。

天満社例祭神事[県指定]

天満社例祭神事の様子を撮影した写真。太鼓を担いだ2人の男の子が写っている。

内容

天満社は、菅原道真公を祭神とする神社です。
一月二十五日に初天神の神事が行われますが、この日に来年の当屋と今年の例祭の三役(御幣さし・王の舞・みこりかき)を決定して本番に備えるのです。
三月末には、当屋宅で大御幣づくりやおはけ立てが行われます。
四月第一日曜日の例祭当日は、夜明けとともに小宮詣りという神社参拝の行事があり、続いて当屋宅での神事の後、当屋・御幣・王の舞・神輿かきなどの一行が行例を整えて村立ちをし、神社へ向かうのです。祭典の後、社殿前の広場で王の舞・獅子舞・田楽が奉納されますが、祭典時に並行して神輿かつぎの若者たちが社務所横の川で「サイヨリサヤー」の掛け声のもと、足で悪魔を踏みつけ蹴散らさんと激しく水垢離をかきます。その後、神輿は若者たちにかつがれて下の馬場へ渡御、そこで再び王の舞・獅子舞・田楽の奉納があり、夕方神輿の還御をもって例祭神事が終了するのです。
王の舞・田楽を舞う子どもたちのあどけないしぐさと、神輿をかつぐ若者たちの荒々しさが、この祭りの特色と言えます。

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