神子の桜[県指定]

神子の桜[県指定]
内容
当時の桜(ヤマザクラ)は、寛保二年(1742)頃に、藩の奨励により、この地がコロビ(油桐)畑として開墾されたときの、地境の目印として植えられたとの記録があります。
三月下旬頃、常神に向けて車を走らせると、小川の先の破風崎から神子までの約1キロメートルにかけて、春霞の穏やかな海に合わせるかのように、ヤマザクラが、芽吹いたばかりの薄緑色の半島を、点々と桜色に淡く美しく咲き染めます。
現在の桜が当時植えられた桜だとすると、270年ほどの年月を日本海の風雪に耐えてきたことになります。
更新日:2022年03月31日