小川神社のカゴノキ[県指定]

小川神社のカゴノキ[県指定]
内容
小川神社は、小川集落の山側にあり、その社殿に上がる石段の右側にカゴノキはあります。
カゴノキは暖地性植物で、関東以南から台湾にかけて自生し、日本海側では若狭湾が北限とされており、県下一の巨木です。
コガノキ(カゴカシ、カノコガともいう)ともいい、樹皮は平滑で淡い紫黒色ですが、円い薄片となってはがれ落ち、その後に白い鹿子(かのこ)模様ができることから名づけられました。
主幹下部にはコブ状の隆起がみられ、奇形を呈しています。一部に枯損がみられたため、平成7年に枯死部分を切除し、樹木保存がはかられています。
更新日:2022年03月31日