六斎念仏 (三宅) [国選択]

更新日:2022年03月31日

六斎念仏で浴衣を着て踊っている男女の子供達の写真

六斎念仏(三宅)

六斎念仏で浴衣を着て男性たちが畳に正座している写真

内容

若狭町のお盆行事として特に注目されるものに六斎念仏があります。鉦を叩いて唱える念仏に合わせ手に持った太鼓を打ちながら踊る(これを六斎を打つという)、いわゆる踊り念仏の一種です。

三宅では現在、小学四年から六年までの男女児と中学一、二年の男子、および青年が六斎を打ち、鉦を叩き念仏を唱えてこれをリードするのは壮年の保存会員たちです。

八月十三日と十四日の二晩に全戸を回り、仏前で子供が「今ばい」などの曲を打ち、新仏のあった家では青年が獅子・牡丹の曲を打ちます。十五日には久永寺で施餓鬼法要の後に全曲目が打たれます。更に、二十四日の夜は地蔵堂の前でも打ちます。

ここの六歳の曲目には獅子・牡丹・千鳥・柏分・今ばいの五種類と「さん」があり、念仏には門つき念仏・融通和讃・しばや讃があります。

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