福井梅

更新日:2022年04月18日

枝の先に白い梅の花が咲いている写真の縮小画像

梅の花

福井梅が咲き誇る梅園の写真の縮小画像

梅園

ざるにたくさんの福井梅の青梅が盛られている写真の縮小画像

青梅

現在「福井梅」といわれる梅はかつては「西田梅」として知られ、天保年間(1830~1844年)に若狭町伊良積に発祥したと伝えられています。

古くから作られている銘柄には、実の片側にほんのりと赤みがさした梅干し用の「紅映」(べにさし)、梅酒に使われる「剣先」(けんさき)の2種類があります。

福井梅は種が小さくて果肉が多いことで、食べておいしいと高く評価されています。

また福井梅は、昭和52(1977)年に来福されていた三笠宮妃殿下が梅酒をお召し上がりになったのをきっかけに、以来、三笠宮家を通じて、天皇家をはじめ各宮家に献上されています。さらに昭和61(1986)年からは大相撲の優勝力士に福井県知事賞として福井梅が贈呈されており、現在は福井県賞として優勝力士に贈呈しています。

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