町の紹介 若狭町はこんなところ

三方五湖と日本海

瓜割の滝
若狭町は、福井県の南西部にあり人口14,003人(令和2年国勢調査)、面積178.65平方キロメートルの町です。
平成17年3月31日に「三方郡三方町」と「遠敷郡上中町」が合併し、「三方上中郡若狭町」が誕生しました。
若狭湾国定公園の中心部にあって、国際的に重要な湿地を保全するラムサール条約に登録された「三方五湖」、全国名水百選「瓜割の滝」、近畿一美しい川とされる1級河川「北川」など水資源が豊富な町です。
この地の歴史は1万年以上昔の縄文時代にまでさかのぼり、「縄文遺跡」や「古墳」が数多く点在。国道303号は、かつて日本海と畿内を結ぶ「若狭街道」として多くの物や文化が行き交い、街道に沿って栄えた宿場町「熊川宿」は国の重要伝統的建造物群に選定されています。
また、福井梅発祥の地でもあり、ウメやナシなどの果物栽培が盛んなほか、民宿や旅館もあり、観光にも力を入れています。
若狭町環境宣言(平成18年3月制定)
私たちの若狭町は、ラムサール条約登録湿地「三方五湖」や、母なる海「日本海」、聖なる水「瓜割の滝」、近畿一美しい「北川」などをあわせもつ「水の町」です。
その清らかな水の根源には、三十三間山をはじめとする緑豊かな大地があります。
縄文の時代から続くこの貴い自然の恵みの中で、私たちは森羅万象すべての生き物とともに暮らし、互いに調和し生命を育んできました。
清らかな水と緑豊かな大地が、長年語りかけてきた「共生」と「循環」の理−海とともに夏に輝き、山とともに実りの秋を迎え、種とともに冬を越え、梅の花とともに春に舞う−を、どんなに便利で豊かな生活になっても、私たちは決して忘れてはなりません。
互いのきずなを強め、若狭の自然と環境を守ることは、唯一この町の未来を託された私たちだけに果たせる使命です。私たちは、このことを自覚し、自然を愛し、緑を育て、すべてのものとともに歩み続けることを、ここに宣言します。
更新日:2023年09月08日