各家や各集落の神社仏閣では大晦日までに鏡餅を供え、注連縄を張り、門松を立てる等をして正月を迎える準備をし元旦を迎えると人々は敬虔な気持ちでお宮さんやお寺さんに初詣を行ないます。正月は大正月(元旦を主とする)と小正月(15日を主とする)の行事に分けることができます。
戸祝い・キツネガリ
小正月の15日を中心に各集落では決められた場所で「どんど」を行ない門松や注連縄などの正月飾りを焼いて正月に迎え歳神様を炎とともに送り出し無病息災を祈ります。この「どんど」の前日14日を中心に「小正月の訪問者」といわれる子どもが主役の戸祝い・キツネガリが行なわれます。
どんど
どんどは小正月の1月15日に近い日に町内各地で行なわれています。神社境内などの決められた場所に各家の注連縄や松飾りなどを持ち寄り燃やし1年の無病息災などを祈ります。
斎神社綱打ち神事
小正月の1月第2日曜日、有田の斎神社で1年の家内安全と豊作を祈願して、綱打ち神事が行なわれます。
更新日:2022年03月31日